
もうすぐお盆の時期になります。
先祖を想い、静かに手を合わせるこの季節――
今年は、うちの猫の天(てん)も「徐倫の子」として、檀家の和尚さんに紹介してみようかと思っています。

徐倫とは、我が家のカーキ色のキジ猫。
気高く、ちょっと気難しく、それでいて頼りになる、そんな猫でした。
今は天が、どこかその雰囲気を受け継いでいるようにも感じます。
和尚さんも動物好きで、猫たちの話をすると目尻を下げて笑ってくださいます。
「この子が、あの徐倫の子です」と言えば、きっと天を見ながら
「ほぉ~、顔立ちが似とるなあ」と頷いてくれるでしょう。
猫も家族であり、時に先祖のように私たちを見守ってくれる存在です。
今年のお盆は、人間だけでなく、そんな“猫のつながり”も大切にして過ごしてみようと思っています。
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